【海外事例】インド オーロビルが目指すコミュニティ思想 ビンドゥ・モハンティ(オーロビル財団教育ディレクター)
1968年に設立されたオーロビルは、43カ国から集まった2000人が暮らす大きな村へと成長しました。荒涼とした不毛の地に何百万本の木を植えて蘇った森に囲まれた敷地では、太陽光発電やソーラークッカー、バイオマスプラント、地元の土でつくる家など、持続可能な暮らしへの実験が続いています。オーロビルの創設者のマザーという女性は1973年に亡くなっていますが、その後もコミュニティは続いていきました。現在オーロビルで伝えられているメッセージに 「soul,soil,society(魂、土、社会)」があります。彼らは、「魂は心に対して真実、感情は心に対して全良、身体は心に対して美しさ」を表現していて、ひとりひとりがユニークな唯一の存在であると考えています。そして、ひとりひとりの魂と社会はお互いに支え合うもの、地球は子どもたちから借りているものだといいます。エコビレッジは私たちの将来のために、魂、土、社会を育成していくのだという言葉が印象的でした。
ライターから一言
個を尊重しながら全体の調和をとる暮らし方が魅力的でした
キーワード
Soul,soil,society、統合的な学習、環境保全、未来の町
基礎データ
| 活動主体 |
名前:オーロビル財団
形態:財団 |
| 設立 |
設立者:マザー
時期:1968年
場所:南インドタミルナドゥ州、ポンディシェリー近郊 |
| 活動拠点 |
・農村(荒野からの森林回復) |
| コミュニティ、またはプロジェクトの進行状況 |
・実践中
・未来ビジョンの提起がある |
| コミュニティ、またはプロジェクトの規模(現在) |
・参加人数:約2000人
・敷地面積:20km2
・またがる地域:オーロビル所有地と既存の村が混在 |
| テーマ |
・低炭素への取り組み
・代替エネルギー
・都市と農村が混在したデザイン。荒野に森林を回復し、銀河の形で都市をデザインしていて、周縁部にはグリーンベルトと呼ばれる森林地帯が広がっている。
・パーマカルチャー
・アート
・潜在植生の回復、個の尊重
・農村での取り組み
・繋がり、地産地消
・共同体の暮らし
・精神的なつながり重視
・教育:オーロビル在住者、ゲスト、ローカルに幅広く提供 |